170322(Wed)The Gospellers『Soul Renaissance』

 ゴスペラーズが2年6か月ぶりとなるオリジナルアルバムをリリース。

ジャケットを手にすると、白のスーツを着用したメンバーと角度により違った輝きを放つアルバムタイトルが目を引き、Renaissance(再生・復活)の上で、洗練されたコーラスワークが期待できるデザインとなっている。

 ジャケットを開くとそれとは真逆のじっくり醸造されたワインを思わせる濃紫のブックレット。愛がテーマのゴスペラーズらしい大人テイストが露わになる歌詞・メロディ。

そこから溢れ出すソウルを空のグラスで受け止める。

口に含むと充満するスイートでセクシーなフレーバー。エロティックでフルボディ感満載な楽曲が立ち並ぶアルバム序盤は、酔いが回るのが実に早い。

特にM-5<Hide and Seek feat.RHYMESTER>は、女性プロデューサーと共作、さらに15年ぶりに共演というRHYMESTERの力を借りたことで、緊迫感と背徳感が生々しく押し寄せノックアウト寸前。続く<Recycle Love>は人類の愛の行方を問う不可思議な世界へ誘う。ルーパーという機材を用い、声をリピートする形で作られた楽曲なのだが、これが酔いを助長させ思考を惑わせる。

<インター‛17>の透き通ったハーモニーで一時の酔い覚まし後のふたくち目は、愛の深みや渋みが静かにせめぎ合う。余韻となるのは<Liquid Sky>の達観したハーモニー。どこを辿っても戻りくる純度の高い愛情が、瑞々しく響き渡るようだ。

 また、お菓子メーカー 森永の人気商品『小枝』の45周年を機に作られた<angel tree>は、この先の季節にもピッタリのとても穏やかになれる1曲となっている。風船が子供の手を離れ、空にふわふわと舞い上がり木に引っかかるというあの現象は、そこを宿り木とする天使の仕業だったのでは…というメルヘンチックな考えも浮かびました。


 『excite music』が、メンバー全曲リレー紹介というすばらしい企画をしてくれていますので、ご本人たちによるレビューもぜひご覧ください。

ただ説明するのではなく、ちゃんと楽しませようともしているところが伝わってくるとても見ごたえのある動画になっています!

ぱんだ・ら・もーど

みきちぱんだ【お仕事▶DTP制作】 音楽とパンダとチョコミントの3本立て。デザインボチボチ。 音楽【UNISON SQUARE GARDEN・SugarS・BRADIO・sumika etc...】 その他いろいろなのでその都度、縁ある音を捕食して生きています。 ポップな音&楽しいライブを好みます。2018年はライブ参戦少なめの予定。 ツイッターはこちら!@mikichi_panda

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