170114(sat)SOLZICK&ダイナマイトしゃかりきサ~カス~ダイナマイトしゃかりきサ~カス編~

●はじまりを告げる3声のハーモニー

 ステージ上での自身の第一声、メンバー同士の声の重なりと感触。それらを確かめ合うようにゆっくりとハーモニーが鳴り出す。2017年の初ステージがこのライブというダイナマイトしゃかりきサ~カス。たろうがその喜びを「ハッピーな気分を振りまくステージに」と話すと、1966年に発売された<若いってすばらしい>をカバー。なんとなく座っていたであろう老夫婦からこぼれる笑顔に、誰の心にも在る名曲のパワーを感じさせる。彼らがこうした往年の名曲カバーをする背景には、作曲家である宮川彬さん(父は作曲家 宮川泰 氏)を師事し、共に活動しているというのがある。この日の2ndステージでは、ザ・ピーナッツのカバーも数曲披露。オリジナル曲にパワーをもらいたい人はもちろんのこと、それらをかみしめたいという世代にもぜひ聴いていただきたいグループだ。

 続くカバーは坂本九のナンバーから<見上げてごらん夜の星を>。ここでは男性メンバーKWANIの低音ボーカルが心地良い。そのコントラバスのような響きを軸に、ゆうき・たろうの歌声がまさしくささやかな光を放つと、冬空に流れる天の川を目の前で見ているようなロマンチックな感動を覚えた。

 グループは今年で15周年を迎える。<君を知ってよかった>は、そのスタートとも言えるこの日のステージへの感謝と縁を力強く伝えてくれる1曲となった。2ndステージの最後には<微笑みは涙をこえる>を会場のお客と共に。楽団をバックにボーカルをとることもある彼女たちが、ここでは小さな合唱団を携えて。3人を先導に徐々に大きくなる歌声は、羽をはばたかせ大空を夢見る多くの人たちの願いや祈りを感じさせた。


■ライブタイトル『SOLZICK&ダイナマイトしゃかりきサ~カス Mini Live』

■日時:2017年1月14日(土)13:00~

■会場:静岡・プレ葉ウォーク浜北 1Fプレ葉コート

■SET LIST(レポートは両内容を織り交ぜています)

●1st 13:00~

1. Amazing Grace(traditional)

2. 若いってすばらしい(cover)

3. 大阪弁ラーニング

4. 見上げてごらん夜の星を(cover)

5. 君を知ってよかった(手話付き)

●2nd 15:00~

1. デイ・ドリーム・ビリーバー(cover)

2. Sunshine

3. 恋のバカンス(cover)

4. Lover come back to me(cover)

5. 微笑みは涙をこえる


※写真は諸注意のアナウンスがなかったため、ガシガシ撮りました。ライブ・イベントによっては写真・動画撮影が禁止とされていますのでご注意ください。

※掲載写真については自身で撮影・加工しているので転載不可とさせていただきます。

※各種SNSでのシェアはご自由に!

ぱんだ・ら・もーど

ぱんだら【お仕事▶DTP制作】 パンダを集めるぱんだらの様子。 ツイッター@mikichi_panda

0コメント

  • 1000 / 1000