170114(sat)SOLZICK&ダイナマイトしゃかりきサ~カス~SOLZICK編~

●吹雪を跳ねのけ、熱気へ誘う

 ビート・アカペラ・ユニットSOLZICK。実は彼らのライブを見るのは1年以上ぶりで、メンバーチェンジを経てから聴いたのも初めてであったため発見も多かった。ボイス・パーカッションとヒューマン・ビート・ボックスの2人が存在しているのがこのグループの要。重厚かつ細やかなTAKUYAのボイス・パーカッションに、ビート・ボックスYU-KIの声による幾多のサンプリングが交錯する様に、あいかわらず目と耳を見張る。そのYU-KIが一変して美しい日々を粛々と歌ったBill Withers<Lovely Day>は意外で、大人らしい渋い一面が新たに見れた。Kiroroの<未来へ>は、DAIKIがそのやさしい歌声でよりメッセージを心に深く届ける。彼らの多くの楽曲は熱く揺さぶるイメージが多いが、いくつかのバラードナンバーも新たな魅力となりじんわりと脳内にアップデートされた。

 しかし2ndステージでは代表曲とも言える<グッド・ミュージック>・<情熱Fiesta>で続けざまにステージを跳ね踊り❝らしく❞攻めてきた。ググッと熱気が高まる瞬間をしっかり感じさせてくれるのが彼らのライブならでは。この攻め方が私は好きだ。両ステージのラストは押し寄せた寒波をもろともしない楽曲<TOP GEAR>・<BOUNCE WITH ME>でスパート。会場も思い思いにタオルや腕を大いに振り回し寒さを吹き飛ばした。このタオルを駆使しての振り付けも新鮮だった。ライブハウスで聴ける機会が楽しみで仕方がない。彼らが纏い必要とするのは前進するための熱のみ。この先も止まらない熱を原動力に加速し続けるのだろう。




■ライブタイトル『SOLZICK&ダイナマイトしゃかりきサ~カス Mini Live』

■日時:2017年1月14日(土)13:00~

■会場:静岡・プレ葉ウォーク浜北 1Fプレ葉コート

■SET LIST(レポートは両内容を織り交ぜています)

●1st 13:30~

1. BODY’S CALLIN’

2. Lovely Day(cover)

3. 未来へ(cover)

4. SUPER LADY

5. TOP GEAR

●2nd 15:30~

1. グッド・ミュージック

2. 情熱Fiesta

3. Baby I Lobe U(cover)

4. 上昇気流

5. BOUNCE WITH ME


※写真は諸注意のアナウンスがなかったため、ガシガシ撮りました。ライブ・イベントによっては写真・動画撮影が禁止とされていますのでご注意ください。

※掲載写真については自身で撮影・加工しているので転載不可とさせていただきます。

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ぱんだ・ら・もーど

ぱんだら【お仕事▶DTP制作】 パンダを集めるぱんだらの様子。 ツイッター@mikichi_panda

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