170118(Wed)BRADIO『FREEDOM』
4人組ロックバンドBRADIOの2ndフルアルバム。彼らを知って1年とちょっと。ようやく新譜をゲットしました!(その間シングルが2枚ほどリリースされているが買いそびれて特典応募できないパターンの人)。タワレコ購入なので購入特典はメンバーによるレビュークリアファイル。こういうの初心者FPPの私には、曲の聴きどころやおススメポイントがわかりやすくてうれしい。何曲か印象的な曲を挙げまして、紹介してみたいと思います。
ライブもまだ映像でしか見たことないですが、1曲目の<Back To The Funk>は最高のSHOW TIME曲(招待曲)。瞬時にFPP(BRADIOファンの略称)が自然と体を揺らし出す場面が浮かび上がる。そこから疾風の如く<-Freedom->で自由を歌い上げフロアを高騰させるのであろうな…などとライブへの妄想が止まらなくなる。ん?妄想するのも自由ですよね?←
男臭く汗臭い真行寺さんのボーカルがM-3<彼女ハリケーン>で、ぐるぐると彼女の思考に渦巻かれ振り回されていく様子は、情けないながらもクスッとしてしまう。でも私から見てもこういう女性は面倒くさいので同情心も湧きますね笑。M-5<ギフト>は家族を敬し互いの慈愛を感じられる。ジャパニーズソウルバラード。先ほどから歌声が臭いと書いていますが、こうした郷愁を感じさせる香りを放つ曲もとても魅力的です。個人的にはこっちの方が好みかもしれないです。M-11<All I Need Is You>のハッピーなホーンセクションではじまり、高鳴る愛の鼓動をためらいなく差し出せるこの素直さがたまらなくやさしい。こんなふうに想いを伝えられたらなんとしあわせなことでしょう<Colors>は『札幌雪まつり』のテーマソング。冬には冬のパラダイスがある。景色は煌めくダイヤモンドダストに舞い踊るスノースターダスト。極寒の地であるからこそ夢見る季節やぬくもり。そこに生活するひとたちの日常も目に浮かぶ1曲です。
完全にこれまでソウル・ファンクにて外向きのパーティー騒ぎイメージの強かったBRADIOなのですが<思い通りにならない世界>のような内に籠った曲もあり、人間ってほんとうにドラマティックな生き方ができる生物であるなぁとひしひしと感じた1枚です。出会ったきっかけの<HOTELエイリアン>もまずMVの世界観が衝撃的でしたが、改めてCDを手にして聴いたらすごくいいことを歌っていることに気づきました。あなたも私もエイリアン。規律と欲にまみれた人間界でお互いに認め合いながらFREEDOMに生きることは、FPP=Funky Party Peopleである証なのかもしれません。
【2017/1/18発売】BRADIO 2nd full album「FREEDOM」(TEASER)
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