Permanent Fish MV「葉を揺らす緑のように」


カタチはなくとも、想いはそばに。

 神戸を中心に活動する男性ボーカルグループPermanent Fish

2015年9月にリリースされたアルバム『この出逢いのため』より、2つめのMVが到着しました。

リリースからは1年と少し経ちますが、阪神・淡路大震災から22年を迎えたことを機に映像化し、改めて大切な人への想いを歌っています。


 ニュースを見ていると自然災害だけにとどまらず、その❝突然は❞誰にでも起こり得ると感じます。

このMVでは登場する3人の家族を通して、そうして生まれた悲しみをゆっくりとでも乗り越えること、また目の前に遺された愛する存在と向き合う大切さを歌いかけています。


男性がしきりに視線を泳がせて探す愛した人。

女性がしきりに眼差しを送る愛した人。

そして、そのどちらも感じ取っていた女の子が作る❝卵焼き❞。


あれからすれ違い、交わることが難しくなった3人の視線と想い。

それが再び重なり合うささやかなラストシーンに、感極まります。


なにかを失ったときの悲しみは、驚くほど大きく感じる。

でも、それに埋もれて小さな喜びを感じることを忘れることのないように。

そんな風に感じました。


 3月からは東名阪を中心に、全6カ所で同タイトルのツアーがスタートします。

悲しみや悩みで心の花が枯れることもあるでしょう。

彼らの音楽で水を与え、新たな希望や光の芽吹きを感じる春を迎えてみませんか。



ぱんだ・ら・もーど

ぱんだら【お仕事▶DTP制作】 パンダを集めるぱんだらの様子。 ツイッター@mikichi_panda

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