KAZZさんを振り返る
なんか最近振り返ってばっかりだな~。
NARUさん(ex SugarS)についで、KAZZさんというボイス・パーカッショニストが一線を退くのは、やっぱり大きな出来事ですよ…。
NARUさんはここ数年で出会ったボイス・パーカッショニストで、活動を見てきた期間も短かったので、残念な気持ちもありながらすぐに前向きにグループの活動を追うことができたのですが…。
KAZZさんはBabyBooメジャーデビュー~いままでなので、そりゃもう長い!
もちろん私以外にもそういうファンはたくさんいると思うし、BabyBooインディーズ時から追いかけてるよ!って人もいるかもしれない。
でも、期間の問題ではなくて、大体の人がこの発表に少なからずショックを受けたことは間違いないだろうなって思ってます。
ので、あくまでも個人的な思い出を書き記しておくことで、ちょっと気持ちの整理をするのに使わせていただく。
KAZZさんとはじめて出会ったのは、BabyBooのメジャーデビューシングル<プラネタリウム>のMVだった。
BabyBooを知ったのもそのときがはじめてだったが、男性6人で楽器を手にしていないことから、アカペラ・ボーカルグループであることは容易にわかった。
それを機にホームページをのぞくようになり、メディア出演もチェックし始めた。
<プラネタリウム>MV
当時ボイス・パーカッション(以下VP)と言えば、やはりRAG FAIRのおっくんのような「ドラムの音を声でやっています!」というような派手なイメージだったし、それがかっこいいと思って真似していました。
ところが、KAZZさんのVPは(曲にもよりますが)、ささやかでいてそれでもすごく存在感があった。高校生の時に「女の人でやってる人が少なそうだから目立てそう(・▽・♪」という不純な動機でVPに興味津々で練習してみたわけだが、おっくんのは真似ができても、KAZZさんのはどう観察してもできなくて。
おっくんは人間の声と息を混ぜた音作りをする一方で、KAZZさんは人間のあらゆる呼吸を音として練り上げているイメージがあった。
そういう"真似ができない"という点においても、すごくプロを感じてVPやりたかった人間としてはあこがれの存在であった。
(おっくんはいちばん参考にしたけど、あこがれではなかった)。
そしてKAZZさんのVPが好きな人はみな口をそろえて「音がエロい」と言う。
なんか1周回ってもうKAZZさん自体がエロいみたいな話もw
私もいちばんはじめに買ったシングルが<Gift>だったせいか、少なからずそれも感じていた。
<Gift>ライブver.(KAZZさん脱退後なのでVPなし)
オリジナルはCherryさんのウィスパーボイス(これはそうでもないかな…)も相まって、妖しげな1曲。
それから2年が経ち、ようやくはじめてライブで聞けたのが2004年2月。
4月に進学のために東京に出たのもあり、そこから東京のフリーライブへ足を運ぶ機会が増えた。
ところが、その何ヶ月か後にはKAZZさんの脱退発表。
箱でのライブ未体験だった私は、是が非でも!とチケ取りに挑むが失敗。
諦めきれずBBS(ファン交流用の掲示板)で譲ってくれる人を探して、なんとか参加できたのでした。
少し前に多くの学生アカペラーがカバーしていた<星の☆スニーカー>も、このツアーで聴いたのがはじめてだったなぁ…。
その1か月後にはもう5人でのフリーライブを見に行っているのだが、そのレポには"すごく前向きに頑張ってる気がしたし、本当にうれしかった"と締めてある。
そしてKAZZさんはというと、クロマニスタというユニットで活動を再開し、2005年2月にHPがリニューアル。
6月にはすでにPermanent Fishメンバーが出揃っている。
先に出てきたクロマニスタも、7月頃にはライブVHS(ビデオテープ)をリリース。
VPがギターやタップダンスとコラボしてたのは不思議だったが、だんだんクセになった。
そして9月!そのクロマニスタのステージを見る機会が巡ってくる。
が、当日は少しの雨模様。屋外でのイベントは中止に。
放送でそれを耳にし「まぁ、浅草観光もできたしいいか(´・ω・`)」と帰ろうとしたところにメンバーさんが登場Σ(´Α`!!
KAZZさんに駆け寄って声をかけたら話もしてくれて握手もしてくれて…なにより元気に頑張ってる姿が見れてうれしかった。
そしてそれから約1年後、今度はPermanent Fishとして再会!
やっぱりKAZZさんのボイス・パーカッションが好きなんだな(ーωー)
って、いますごく感じているところです。
いま他のグループも脱退とかいろいろあって、それでも前へ進んでるのを見てはいるけれど、正直なところ、落ち着かないんですよね。好きだけど。
脱退発表から、KAZZさんを見に行こうと思えば行ける機会も数回あったけど、KAZZさんに関してはもう卒業ライブのみで締めくくることにしました。
あと2回…あと1回…よりは、今日限り!のほうが早くスッキリするのかなと。
KAZZさんのVPしか聴かないかもしれないし、KAZZさんしか見ないかもしれない笑。
もう卒業ライブというよりはKAZZ祭でお願いします(何)。
2018年1月21日、KAZZさんが信じて愛した神戸という街に、すてきな音が鳴ることを楽しみにしています。
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