バンド別に振り返る上半期その1~sumika編~

まずはロックバンドsumikaから。

以前インストアライブに行ったことはありましたが、6月30日(土)記念すべき初ライブ参戦。会場は日本武道館!!

のんびりと出かけたので、着いたのは開場時間ピッタリ。

電車に乗っているときは気がつかなかったが、降りるとsumika Tシャツのファンがゾロゾロ。

ボーカル片岡さんの服装を真似た男性や(つば広ハットに丸メガネ)、<Lovers>が双子ダンスで有名になったこともあり、双子コーデっぽい人たちもいましたね。

ファン層は10~20代多め。男性も女性も割合的にはそれほど変わりなさそうに見えました。


▼<Lovers>MV


まずはグッズ購入の列へ。

キャラバンタオル(ライブ装備用)・フローティングペン(普段使い用)・缶バッヂ(記念用)の3点


ハンディタイプで、バーコードをピピッとするタイプのレジ。レシートも発行。

(レシート別にいらんけどな(・ω・))と、思ってよく見たらちゃんとバンドロゴがプリントされていたので、財布へしまう。

チケットと一緒に保管するやつですな~。(缶バッヂの隣がレシート。)

そして会場へ入る前に記念撮影。※人の顔が映りまくりなので粗めの画像でお届けします。


2階席の後ろの方は高すぎて、しばらく足元がふわふわのガクブルでした(( ゚Д゚))

過去2回、武道館に行ったときは1階席だったので。

いやぁ~、遠い遠い!メンバーが自分の人差し指と同じくらいの大きさしかない!

ちょっと離れたところに小さめのスクリーンはありましたが、それは画面越しなので、目の前で演奏してるっていう実感がなかなか沸かなかったですね汗。

視力も良くないので、表情も見えませんし…。

(ちなみに片岡さんの視力は9.2だそうです。アフリカ育ち…?)


専門学校の同級生が実習で書いたライブレポートに❝おもちゃ箱をひっくり返したようなライブだ❞と、表現したことがあった。

私はそれにとても感銘を受けて、いつかそんな風に感じるバンドに出会えたらおもしろいなと考えていたが、sumikaはそれに近いのかもしれない。


でも、私は別の表現で紹介するよ( ゚Д゚)ノオーイェー


sumikaの音楽はカラフルなポップコーンのイメージ。

軽やかに弾けだす小川さんのキーボードの音色にまずそう感じさせられ、耳にするだけで甘くやさしく、時にはほろ苦く、ポップさと切ないバラード風景を行き来させてくれる片岡さんのボーカルがあり。

はたまた、黒田さんのギター、荒井さんのドラムが暴れ出せば❝THE・ソルトフレーバー❞と言うようなピリッと刺激を効かせた王道ロックナンバーを鳴らすこともある。

初の武道館ということで、前身バンドからの曲たちも含めた「これしかない!」というセットリストだと話していたので❝sumikaフルコンボ盤❞って感じだったのでしょうか。

私ははじめて聴く曲も多くて…<カルチャーショック>などは勢いのあるものが多く、<Lovers>から聴き始めた人なので、けっこう面喰ってました。

アップ曲は<グライダースライダー>

バラードでは<明日晴れるさ>がうれしかったです。

そしてCDで聴いてすごくいいなぁと思っていた<まいった>が、生で聴いたら相当よかった!

それほど歌詞とにらめっこしながら聞いた覚えはなかったのですが、どの曲もさらさらと口ずさめたのは不思議でした。

片岡さんが「武道館の隅から隅まで刺す!」と言った通り、<ふっかつのじゅもん>→<ペルソナ・プロムナード>のキラーチューンで熱気をこれでもかと注入し、パンク寸前でしたね。

距離の遠さ故にメンバーの表情や仕草があまり見えなかったので、少し熱量に差を感じてしまったところもあったけれど、またライブハウスで機会があれば見たいなと思いました。

sumikaもホールツアーが初めてということで、きっとこの経験を糧にまた少しずつ大きな会場も目指していくのではないかなぁと感じました。


▼<ペルソナ・プロムナード>MV


そしてツイートもしたけれど、アンコールでのスマホライトの件は残念だったかな。

遠くにひとつ、ふたつ見えた時は(時間の確認でもしてるのかな(・ω・))と思ったが、それが徐々に増えて、これがsumikaのアンコールなの…?と。

私はあまりこんなに広い会場やロックバンドのライブに行かないので、これが昨今の主流?とも思ったが、スマホライトですっかり明るくなった会場は、ステージ上の再ライトアップを妨げる行為にしか見えませんでした。

その様子が異様すぎて、当然、感動も歓声も半減。もう帰りたい…ってなってました。

後から知ったのですが、公式にもきっちりアナウンスがあったようで、それにも関わらずあれだけの人が無視してそうしてるのは、さすがに如何なものかと思いました。

(ライブ自体がはじめてで、知らなかったという人はさておき。)

スマホ世代のファンが多いから仕方がないのかもしれない。

けれど、<Lovers>という曲との出会いからこの日までの間に、sumikaはすごく芸術性にも富んだバンドだなぁと思ったことが何度もあって。

sumikaに携わっているスタッフを動画メッセージで紹介したり、完全受注生産のライブフォトブックを制作したり、素材・ハンドメイドにこだわりを持つが故に値するグッズもあったり…。


ここからは完璧に個人のライブに対する見解なのですが…↓

ライブはCDとは違った形で、100点の作品としてお披露目するための場所でもあると思っていて、それを加点していくのが、お客の拍手や歓声だと思っています。

お客の熱やぬくもりが、ライブの良し悪しに少なからず影響していると思うんです。

(しつこいのはダメですが)。

キャーキャー言ったり、歓声を飛ばしたりすれば熱になるだろうし、そうじゃなくても暖かい拍手や、手拍子を送ればぬくもりになる…といった感じでしょうか。

お客さんの多くは、このスマホライトの演出がそれらに変わると考えて行ったと思うのです。

けれど、そもそも「電源を落としてください」とアナウンスされたものをONにしているその行為は、減点でしかないのです。


アンコール直前に派手な照明演出が用意されていたとしたらどうでしょう。


ライトの光が邪魔になれば、バンドメンバーがお客さんに見せたかったものとは違う風景になっている可能性もあります。


当然、バンドメンバーが見たかった風景でない可能性もあります。

高校生の時から『ライブ』というものに行きはじめて15年以上が経ちますが、こんなに見終わった後に心がざわざわしたライブは初めてだったので、書いてみました。

おそらくメンバーさんは同い年くらいだと思うので、すごくCDが売れた時代を知っていて、あこがれて、夢中になって音楽活動を続けてきたと思うんです。

なので、彼らの見せたいこだわりを妨げるような行為はしてほしくないなぁと、sumikaビギナーは思ったわけです。


それでもまだまだ好きな曲があるので、また機会があったら行きたいです。

静岡にもぜひ来てください!


▼<フィクション>MV


▼sumika WEBSITE▼

ぱんだ・ら・もーど

ぱんだら【お仕事▶DTP制作】 パンダを集めるぱんだらの様子。 ツイッター@mikichi_panda

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