190923(Mon)秋フェス2019~東梅田を音楽の街に~(SugarS)
関西方面へ出かけることは度々あるが、実は大阪に降り立った回数は少ない。
この日は “東梅田エリア”をぐるぐる廻るライブサーキット。
土地勘がない上に方向音痴にはなかなか難易度が高く、この手のライブも初参戦。
各ライブ会場へのパスをもらうため、まずは総合受付のあるam Hallへ向かうのだが、さっそく迷う(それ以外の会場は迷わず到着)。
この日のお目当ては無論、ウタウタイ集団SugarSなのだが、まずはウォーミングアップに、彼らと共演したことがあるシンガーソングライターユニット・crescent beesと初対面。
SugarSとは昨年ツーマンツアーを行っており、SNSから楽しい雰囲気が伝わってきたのでとても気になっていたグループ。
とにかくさわやかで、これがあの暑苦しいステージと交わったのかと思うと、音楽とは真に不思議なコミュニケーションツールである。
この2組の共演、再びの機会があればぜひ見たい!
そしてSugarSはというと、会場の雰囲気に合わせた2本のライブを届けてくれた。
まずは暗くて狭いアングラ感満載のHARD RAIN。
スタートから躍らせるナンバーをラインナップに上げ、<オツカレーション>ではIWAjIさんが「振り付けできている人とできていない人がいまーす!」と、いつになく厳しい目を光らせる場面も。
マイクコードで大繩を始めるKUMAさんと果敢に縄へ入ろうとするCouさん。自由に飛ばす面々を見て、会場スタッフに謝るHEROさん。
今夏~今秋にかけてフェス続きだった彼ら。さしずめこの日のライブサーキットは、それらの締めくくりといったところであっただろうか。
私はそのどれにも顔を出せていないので、このステージではその空気たちを丸ごと持ってきてくれたようでありがたかった。
そんな中での<林檎タベタイ>が盛り上がらないはずもなく。前日にはロックフェスに足を運んでいたので、そのテンションさながら拳を突き上げさせられる。
ステージ端のライトをジッと見つめ歌い続けるKUMAさん。最後に「まぶしい」とポツリ。
こんなしょーもないけど愛おしい光景を、きっと各地で繰り広げてきたのだろう(笑)。
2ndステージの会場はSoap opera crassics。こちらではピースフルにライブが進行。
IWAjIさんのハイトーンな第一声が冴え渡るカバー曲<Sugar Baby Love>にはじまり、生きる意味を力強く呈するオリジナル曲の<ライフ>。
メンバーの所業にハラハラしていたHEROさんも<shadow>で堂々のスポットを浴びる。
それにしても、Nosukeさんのボイス・パーカッションがライブ毎にかっこよくなっている。が、もちろん彼だってこのグループのボーカリストの1人。
リード曲<Crap Your Hands>も、ボイパ以上に耳に熱く聴くことができたし、ラストの<Song for the smile>は会場全体で大合唱を遂げた。
そうだな、これこそが彼らの真骨頂!
破天荒なステージに目を丸くし、愛情深いハーモニーとウタに心を丸くし、良くも悪くも彼らの中毒性を改めて知ることになったイベントだった。
さて、SugarS×大阪と言えば、2020年5月16日(土)に心斎橋BIG CATにてワンマンライブが控えている。以前も同会場でライブを行っているが、その時には足を運べなかったので非常に楽しみにしている。
来年は少しでもたくさんライブに足を運べるように、私も準備をしておかなくてはならないなぁ。
気づけばこの9月で出会って7年。今年はライブに足を運ぶ回数が少なかった。
それでも彼らの歌う姿を見るとホッとする自分がいて「やっぱり好きだなぁ」と感じてしまう。
長く好きでいるために、付き合い方を変えてみるというのも時には大事である。
そして“伝えたいこと”を前に飛ばし続けることの大切さを改めて感じ、前日に引き続き大阪へ来た甲斐があったと思ったのだ。
↓ウタウタイ集団SugarS↓
↓名古屋のSSWユニットcrescent bees↓
↓この日は聴けなかったけれど、MV1個貼っておきます<Wake Up!>↓
CD買って改めて聴きまして、普段は自分の部屋から絶対に聴こえることがない少女マンガみたいなシチュエーションで悶え死んだ( ゚Д゚)グハッ ※誉めてる※
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