180404(水)BRADIO「きらめきDancin’」
BRADIOのメジャー2ndシングル。
メジャーデビューシングル<LA PA PARADISE>に続き、ボーカル真行寺貴秋さんのファルセットが魅力的な1曲です。
ミラーボールが頭上に輝く、ディスコ・ミュージックが盛んだった1970~80年代を想起させます。
私が知っている浅い知識の中ですと、まず前述したファルセットを摘み出せば<サタデー・ナイト・フィーバー>や<Stayin’ Alive>が頭に浮かぶ。
コーラスには<That’s The Way(I Like It)>のフレーズもあり、そういえば頭の「ウー!ハー!」は<ジンギスカン>ではないか!?などなど。
他にも有名なサウンドが散りばめられているのかもしれません。
CMやTV BGMで使われている曲は、思った以上に身体に染みついているものです。
ディスコを体験していない世代でも、不思議とダンサブルなノリになってしまうでしょう。
しかし、❝踊る❞と言っても、そんなに難しく構えることなかれ。
この曲ではサビで右手を”フレミングの法則”にして、頭上で2回振るだけ!
周囲にご迷惑でなければ、ミラーボールのごとく、くるくる回ってオールオッケー( ゚Д゚)b
大好きなアノ子も~、生真面目なアイツも~、泣いてるボーヤも~、困ってるレディも~。
みんなまとめてMVを参考にレッツ・ファンピー☆
<きらめきDancin’>MV
さて、もう一方の<Once Again>は、心がまったく躍っていない状況の曲。
私はどちらかと言えば、この内側に籠ってる貴秋さんの歌詞が好きなのである。
と言うのも貴秋さんのソロインタビューで「以前のバンドで何もかも上手くいかなくて嫌になって解散させた」という旨の記事を読んだことがありまして(以下、実際の記事です)。
(カバー写真がなかなかうるさい)
その頃のことはもちろん知らないけれど、今こんなに力強く歌っている人が、音楽が嫌になる瞬間なんてあったのかと、非常に繊細な一面のあることに驚いた。
最近で言えば、これまでを支えてきたメンバーの1人が、メジャーデビュー直後に脱退してしまったのも、バンドにとってすごく痛々しい出来事に思えた。
でもこの曲の歌詞を読んで、幾度となく訪れた試練や葛藤の末に辿り着いた今であることに気がついた。
BRADIOで強くなったからこその今なんだと、それを感じた1曲です。
表で煌めくための裏には翳りがつきものであって。
FPPを踊らせるには、BRADIOの3人が踊るには、こういう負の部分が必要な時もあって、乗り切った先に生まれるのが、このパーティー・サウンドなのでしょうね!
このグッ!と耐えた時期が<きらめき~>のようなサウンドで、パッ!と放たれているかと思うと、なんだか安心します。
メジャーでリリースされたシングル2枚はファルセットばかりで、貴秋さんのファンク・ソウルな歌声がなくて残念という声も多いようです。
実際、私も<Golden Liar>のような厚くて力強い歌声に惚れた1人なので、そう感じる部分もありました。
が、<Once Again>のような想いを抱えている限り、根っこは変わらないように思うし、新境地に挑戦していると思うとメジャーで頑張ってるのはすごく良いことな気がするのです。
フジソニックの時は前日夜もライブがあったため、声が疲れていたように感じたけれど、楽しそうな貴秋さんを見ていると、とてもファンピーです。
こうして新しい音楽に触れたり、調べたり…という機会を与えてくれたことにも本当に感謝。
平成最後のファンク・モンスターは、これからまだまだ強くなるんじゃないでしょうか。
そんな風に願っております。
ちなみに貴秋さんの以前のバンド(The Movie Archaives)も調べたのですが、なんとロングヘアーでした( ゚Д゚)ワオ
曲はかっこいいですが、私、この容姿だったら絶対に好きになってなかったと思います←
貴秋さんがアフロヘアーでよかったです。
サンクスアフロ( ゚Д゚)ノ☆
初回限定盤は「BRADIO Groovin’ Mix」というCDが付いておりました。
通常盤でもいいかな…と思ったけれど、こっちにしてよかった!
20分ほどだがノンストップでBRADIOのパーティーチューンばかりが流れる室内はなかなかいろいろはかどる。
個人的に好みなのは<overnight superstar~Bring it on~Super Wonderful>。
この流れは罪。ここだけずっと聞いてたいわぁ(*´Д`)
そして躍らせ気分をストップさせたかと思うと、<真っ赤なカーチェイス>や<Golden Liar>をグイグイ追突させてくるという…重罪ですなぁ。
……Mixed by Creepy Nuts DJ松永。
聞いたことあるけど深追いしてハマったらアレなのでHPを覗くに止めました←
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